奥会津書房の遠藤由美子さんです。遠藤さん、ありがとうございます!
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初めてお会いしたのは14年前。知事公舎で行われた「県民の意見を聴く会」でのことだった。福島第1原子力発電所3号機のプルサーマル計画を、当時の佐藤栄佐久知事が当面許可しない旨を表明した数ヶ月後のことだった。脱原発を説く新妻さんの発言は、誰よりも明快で説得力があったことを忘れない。以来、彼女の内外での積極的な活動を驚嘆しながら見つめてきた。熱く、愚直なほどに誠実な行動力で展開してこられた仕事は多岐に亘る。しかし、そこに貫かれているのは、人間のみならず地球に生きるすべてのいのちへの深く真剣なまなざしだ。このまなざしを秘めた新妻さんだからこそ、混迷した福島県政に信頼の旋風を巻き起こすはずだ。